2017年8月27日日曜日

信濃の国 (2Hr.)

信濃の国
"Shinano-no-Kuni" for 2 Horns (1900/2017)

オリジナル:北村季晴 / Original: Sueharu Kitamura
【編曲年】  2017
【作品番号】 Op. 9
【編成】   2 Horn in F
【演奏時間】 5'30"
【難易度】  C (中級)
【出版】   ミュージック・ベルズ http://music-bells.com/?pid=129404805
【作品解説】
 長野県歌の「信濃の国」を2本のホルンのために編曲。信州の雄大な自然を表現するためにホルン5度を多用した。大学時代の友人からの頼みで編曲したため、楽譜は演奏が難しくないニ長調譜と、原調のヘ長調譜の2種類を作成、伴奏用コードも付けた。
 2017年8月に編曲、演奏時間は5分30秒。

2017年8月18日金曜日

ブルグミュラーの25の練習曲 (2Tp./Hr./Trb./Tub.)

ブルグミュラーの25の練習曲
"25 Études faciles et progressives, Op.100" for Brass Quintet (1851/2017)
オリジナル:J.ブルグミュラー / Original: Johann Burgmüller

【編曲年】  2017
【作品番号】 Op. 8
【編成】   2 Trumpets in Bb, Horn in F, Trombone and Tuba
【演奏時間】 33'
【難易度】  D (中・上級)
【出版】  ミュージック・ベルズ http://music-bells.com/?pid=129398777
【作品解説】
 ピアノ既修者にはおなじみの、ブルグミュラーによる子どものための25の練習曲集の全曲アレンジ。手の小さい子どもにも易しく、かつ19世紀に興隆を極めた性格的小品集としても非常に豊かな音楽性を兼ね揃えている。子どものためのエチュードの金字塔とも言えるこの作品に、ブルグミュラーは作品番号100を与えた。
 本編曲では原曲を尊重しながらも単なるトランスクリプションに留まらず、各楽器間のモチーフの受け渡しや金管五重奏における効果的な演奏についても加味した編曲となっている。トランペットとトロンボーンにはミュートが、ホルンにはゲシュトップ奏法が用いられ、この編成の中での音色の多様性も追求した。
 2017年8月に編曲、ピアノによる原曲より遅いテンポ指定を数曲で採用し、また各曲間の休止を考慮する必要があるため、演奏時間は約33分になると見ている。